精選版 日本国語大辞典 「一巻経」の意味・読み・例文・類語
いちかん‐ぎょう イチクヮンギャウ【一巻経】
〘名〙
① 数巻の経典を一人一巻ずつ分担して書写すること。特に法華経八巻または開経の無量義経、結経の観普賢経を加えた一〇巻についていうことが多い。法華経を二八品としてとらえる時には一品経(いっぽんぎょう)という。
※明月記‐寛喜二年(1230)八月二六日「八条殿一巻経、無量義経闕如」
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