一年の計は元日にあり(読み)いちねんのけいはがんじつにあり

精選版 日本国語大辞典 「一年の計は元日にあり」の意味・読み・例文・類語

いちねん【一年】 の=計(けい・はかりごと)[=事(こと)]は=元日(がんじつ)[=元旦(がんたん)・正月(しょうがつ)]にあり

  1. ( 一年計画は、年の始めの元日に立てるべきである意から ) 物事最初がたいせつで、まず計画を立ててから事に当たるべきである。一日の計は朝にあり。〔譬喩尽(1786)〕

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故事成語を知る辞典 「一年の計は元日にあり」の解説

一年の計は元日にあり

一年の計画や目標は、元旦に立てるのがよい、ということ。

[使用例] 一年の計は元日にあり、とう事ですから今年は一つ元日から勉強してやりましょう[上村松園*座右第一品|1931]

[由来] 中国で古くから言われていることわざから。たとえば、一六~一七世紀に作られた「げつりょうこう」という書物には、「一日の計はあしたに在り、一年の計は春に在り(一日の計画は朝に立て、一年の計画は新春に立てる)」とあります。

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