一本筋(読み)いっぽんすじ

精選版 日本国語大辞典 「一本筋」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐すじ‥すぢ【一本筋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. まっすぐに一本続いている道。
    1. [初出の実例]「一本筋の阪路を、里を差して急いで下る」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉続)
  3. ( 形動 ) 思い込んだ一つ方向に、物事をし続けるさま。いちず。ひとすじ。
    1. [初出の実例]「其句法が一本筋であるだけに幾らか変化に乏しい処がある」(出典:病牀苦語(1902)〈正岡子規〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android