一条高能(読み)いちじょう たかよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一条高能」の解説

一条高能 いちじょう-たかよし

1176-1198 鎌倉時代公卿(くぎょう)。
安元2年生まれ。一条能保(よしやす)の長男。母は源頼朝の妹。伯父頼朝の後盾により,左馬頭(さまのかみ),右兵衛督(うひょうえのかみ)をへて,建久7年後鳥羽(ごとば)天皇の蔵人頭(くろうどのとう)となる。同年参議,8年従三位にすすむ。幕府朝廷との仲介をする立場にあったが,父の没後1年足らずして,建久9年9月17日死去した。23歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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