一栄(読み)いちえい

精選版 日本国語大辞典 「一栄」の意味・読み・例文・類語

いち‐えい【一栄】

  1. 〘 名詞 〙 一度栄えること。わずかの栄華
    1. [初出の実例]「時去時来秋復春、一栄一酔偏感人」(出典経国集(827)一一・奉和春日作〈藤原衛〉)
    2. 「具縛の憂身は一栄の肴に勧められて三毒の酒に酔臥し」(出典:海道記(1223頃)東国にさまよひ行く子)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android