一殺多生(読み)イッサツタショウ

デジタル大辞泉 「一殺多生」の意味・読み・例文・類語

いっさつ‐たしょう〔‐タシヤウ〕【一殺多生】

いっせつたしょう(一殺多生)

いっせつ‐たしょう〔‐タシヤウ〕【一殺多生】

多くの人を生かすために、害をなす一人を殺すこと。いっさつたしょう。

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精選版 日本国語大辞典 「一殺多生」の意味・読み・例文・類語

いっせつ‐たしょう‥タシャウ【一殺多生】

  1. 〘 名詞 〙 一人を殺して、多くの人を生かすこと。「瑜伽師地論‐四一」などに説く思想。いっさつたしょう。
    1. [初出の実例]「狙ふ人々ばっと寄り、一殺多生の理にまかせ、かれを殺せと言ひあへり」(出典:謡曲・鵜飼(1430頃))

いっさつ‐たしょう‥タシャウ【一殺多生】

  1. 〘 名詞 〙いっせつたしょう(一殺多生)

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