一立(読み)ひとたて

精選版 日本国語大辞典 「一立」の意味・読み・例文・類語

ひと‐たて【一立】

  1. 〘 名詞 〙 一回。
  2. (イ) 勝負事で、一回の勝負をいう。
    1. [初出の実例]「又博奕をして遊びけるに、一立(ヒトタ)てに五貫十貫立ければ」(出典太平記(14C後)三三)
  3. (ロ) 外食酒宴の一回分をいう。
    1. [初出の実例]「六人の子供達と悦子とが一と立て済ましたあとで」(出典:細雪(1943‐48)〈谷崎潤一郎〉中)
  4. (ハ) 遠方へ行って、一回取引をしてくること。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む