一粲に供する(読み)イッサンニキョウスル

精選版 日本国語大辞典 「一粲に供する」の意味・読み・例文・類語

いっさん【一粲】 に 供(きょう)する

  1. 贈り物をしたり自作の詩文などを読ませたりすることをへりくだっていう。お笑いぐさにする。
    1. [初出の実例]「彼の羅(ロー)マンスの類にすら其一通りは描き出して、世の一粲(いっサン)に供せしかど」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む