一般角(読み)イッパンカク

デジタル大辞泉 「一般角」の意味・読み・例文・類語

いっぱん‐かく【一般角】

二つ半直線が角をつくるとき、基準となる一方の半直線(始線)から他方の半直線(動径)がどれだけ回転したかの量。回転の向きによって、正・負の別をつける。

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精選版 日本国語大辞典 「一般角」の意味・読み・例文・類語

いっぱん‐かく【一般角】

  1. 〘 名詞 〙 基準になる半直線から、それと原点を共有する半直線が回転してつくる角。回転の向きにより、正の角と負の角の区別がある。

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世界大百科事典(旧版)内の一般角の言及

【角】より

…このとき,回転数に制限をつけなければいくらでも大きい角が得られ,左まわりと右まわりを区別するため,それらに応じて正,負の符号をつければ,負の角も得られる。このように回転の量と考えた角を一般角という。∠AOBの大きさがθ゜ならば,これの一般角の大きさは360゜×n+θ゜(nは整数)の形で表せる(図2)。…

※「一般角」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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