一花開けて天下の春(読み)いっけひらけててんがのはる

精選版 日本国語大辞典 「一花開けて天下の春」の意味・読み・例文・類語

いっけ【一花】 開(ひら)けて=天下(てんが)[=四方(よも)]の春(はる)

  1. 花が一つ開くのを見て、春の訪れを知る。もののきざしから全体を知るたとえ。→一葉(いちよう)落ちて天下の秋を知る
    1. [初出の実例]「み法(のり)の色を現はすや、一花開けて四方の春」(出典謡曲芭蕉(1470頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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