一蓮(読み)イチレン

精選版 日本国語大辞典 「一蓮」の意味・読み・例文・類語

ひとつ‐はちす【一蓮】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「一蓮托生」の「一蓮(いちれん)」の訓読み ) 死後極楽浄土で、ある人と同じ蓮華の上に生まれかわること。同じ蓮華(れんげ)
    1. [初出の実例]「諸共に念仏して、ひとつはちすの身とならん」(出典:高野本平家(13C前)一)

いち‐れん【一蓮】

  1. 〘 名詞 〙いちれんたくしょう(一蓮托生)」の略。
    1. [初出の実例]「夫婦、親子一蓮の、示しの時刻延ばされず」(出典:浄瑠璃・心中万年草(1710)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む