一門甲斐(読み)いちもんがい

精選版 日本国語大辞典 「一門甲斐」の意味・読み・例文・類語

いちもん‐がい‥がひ【一門甲斐】

  1. 〘 名詞 〙 一族のよしみ。一門となっているだけの甲斐
    1. [初出の実例]「銀(かね)こそはなるまいし、判(はん)つく程は一もんがひ、殊にわし他人なれば、なをしも義理はかかれず」(出典浄瑠璃心中重井筒(1707)上)

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