一面観(読み)イチメンカン

精選版 日本国語大辞典 「一面観」の意味・読み・例文・類語

いちめん‐かん‥クヮン【一面観】

  1. 〘 名詞 〙 一方だけからの物の見方。一部分にとらわれた見方。局部的な見方。〔新しき用語の泉(1921)〕
    1. [初出の実例]「享楽の東京を語って、生産の東京を知らないのは、一面観(いちメンクヮン)にすぎなくなるわけである」(出典:新版大東京案内(1929)〈今和次郎〉動く東京)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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