七会村(読み)ななかいむら

日本歴史地名大系 「七会村」の解説

七会村
ななかいむら

面積:六三・九四平方キロ

郡の北部に位置し、東は東茨城郡常北じようほく町、南は笠間市、西は栃木県芳賀はが茂木もてぎ町、北は東茨城郡桂村御前山ごぜんやま村に接する。栃木県境には鶏足石(紅葉石)で知られる鶏足けいそく(四三〇・五メートル)花香月はなかづき(三七八・二メートル)などの山山が相重なり、両県の分水嶺となっている。村の東部・南部もまた山岳地帯で、標高二五〇―三〇〇メートルの山並が起伏している。それらの山々の間隙を縫って、いずれも県境に端を発する塩子しおご川・藤井ふじい川・涸沼ひぬま川が東流し、塩子川・藤井川は那珂川に、涸沼川は涸沼に注ぐ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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