七壇の御修法(読み)しちだんのみしゅほう

精選版 日本国語大辞典 「七壇の御修法」の意味・読み・例文・類語

しちだん【七壇】 の 御修法(みしゅほう・みしほ)

  1. 天台密教で、七壇を荘厳(しょうごん)して行なう修法七仏薬師本尊とし、息災安産などを祈る。七仏薬師の法。七壇。
    1. [初出の実例]「かかる程に后の宮〈略〉常よりも苦しうおぼさるれば、〈略〉七壇の御修法、長日御修法、おほやけ方、宮方と行はせ給ふ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)月の宴)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android