七日子神社(読み)ななひこじんじや

日本歴史地名大系 「七日子神社」の解説

七日子神社
ななひこじんじや

[現在地名]山梨市七日市場

笛吹川左岸の七日市場なのかいちば集落の北方、塩山市境付近にある。祭神は木花咲耶姫命・彦火火出見命・豊玉媛命。旧村社。近世までは三ッ木みつぎ明神とよばれ、三ッ木は貢の意で、「甲斐国志」などはみつぎ大明神という別称を紹介している。欽明天皇の皇后堅塩媛が懐妊した際、勅命によって甲斐国に七日子の神を祀ったのが始まりと伝える(同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android