七蔵司村(読み)ななぞうしむら

日本歴史地名大系 「七蔵司村」の解説

七蔵司村
ななぞうしむら

[現在地名]挟間町七蔵司 七蔵司・中台なかだい

内成うちなり(現別府市)の東、高崎たかさき(六二八・四メートル)の南西麓にあり、西部を石城せきじよう川の支流が南流する。府内・日田往還の黒野くろの村から三船みふね村、当村を経て銭瓶ぜにがめ峠に至る道は別府に抜ける最短の道筋であった。峠の道標に「南とうしり道」とある。江戸時代を通じて府内藩領で、中郷内成組に属した(府内藩記録)正保郷帳に村名がみえ田高四〇石余・畑高二五石余、笠和かさわ郷に所属。柴山ありと注記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む