七面造(読み)シチメンヅクリ

デジタル大辞泉 「七面造」の意味・読み・例文・類語

しちめん‐づくり【七面造(り)】

日蓮宗守護神、七面大菩薩ぼさつを安置する堂の建築様式正面中央に唐破風からはふ向拝を設け、母屋左右入母屋いりもや破風で、屋上方形造ほうぎょうづくりの楼がのるもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「七面造」の意味・読み・例文・類語

しちめん‐づくり【七面造】

〘名〙 (日蓮宗の守護神七面大菩薩を安置する所からいう) 入母屋(いりもや)造りで正面に向拝(こうはい)のついた屋根の上に、楼がさらにのっている本殿形式。浅間造りから変化したものという。〔日本建築辞彙(1906)〕

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