万両分限(読み)マンリョウブゲン

デジタル大辞泉 「万両分限」の意味・読み・例文・類語

まんりょう‐ぶげん〔マンリヤウ‐〕【万両分限】

何万両もの財産を持っている富豪大金持ち。
「―でも、町人風情かあるいは功のない者は」〈滑・浮世床・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「万両分限」の意味・読み・例文・類語

まんりょう‐ぶげんマンリャウ‥【万両分限】

  1. 〘 名詞 〙 何万両という財産を所有する富豪。大金持。分限者。万両持。
    1. [初出の実例]「ハテ万両分限(マンリャウブゲン)でも、旅ではかねにつまることもある」(出典滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む