万年新造(読み)マンネンシンゾ

デジタル大辞泉 「万年新造」の意味・読み・例文・類語

まんねん‐しんぞ【万年新造】

いつまでも変わらず若々しい容姿の女性。まんねんしんぞう。
「『おい、―』と云うと…心から嬉しいのを隠し切れなかったようである」〈鴎外心中

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「万年新造」の意味・読み・例文・類語

まんねん‐しんぞう‥シンザウ【万年新造】

  1. 〘 名詞 〙 いつまでも変わることなく、若々しく見える女性。万年娘。まんねんしんぞ。
    1. [初出の実例]「万年新造(マンネンシンゾウ)といはれたる、花の盛りも永くは保たず」(出典人情本春色辰巳園(1833‐35)三)

まんねん‐しんぞ【万年新造】

  1. 〘 名詞 〙まんねんしんぞう(万年新造)
    1. [初出の実例]「『おい、万年新造(マンネンシンゾ)』と云ふと」(出典:心中(1911)〈森鴎外〉)

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