万才町遺跡(読み)まんざいまちいせき

日本歴史地名大系 「万才町遺跡」の解説

万才町遺跡
まんざいまちいせき

[現在地名]長崎市万才町

戦国期から明治期にかけての遺跡。長崎市中のうち元亀二年(一五七一)に町立てされた大村(おおむら)町の一画にあたる。平成四年(一九九二)・同五年の発掘調査で町立て当初の整地造成面と掘立柱建物遺構をはじめ、一九世紀中頃までの屋敷遺構が確認されている。遺物には縄文時代の石斧や弥生時代中期・後期の後漢鏡と推定される獣帯文鏡や製鏡、あるいは中世の滑石製石鍋がみられ、弥生時代の墓地が想定できることも含めて、整地以前にも利用されていたことが知られる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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