デジタル大辞泉 「丈尺」の意味・読み・例文・類語 じょう‐しゃく〔ヂヤウ‐〕【丈尺】 《「じょうじゃく」とも》1 長さ。たけ。寸法。2 長さ1丈の物差し。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「丈尺」の意味・読み・例文・類語 じょう‐しゃくヂャウ‥【丈尺】 〘 名詞 〙 ( 「じょうじゃく」とも )① たけ。長さ。寸法。[初出の実例]「犯土造作之丈尺令二勘注一」(出典:中右記‐天永二年(1111)九月一九日)「請ふ官輩が丈尺を測らん」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二)[その他の文献]〔史記‐商君伝〕② 長さ・距離をはかる道具。ものさし。[初出の実例]「卿一人。掌二出納〈略〉度量〈謂。丈尺為レ度也。升斗為レ量也〉〈略〉諸方貢献雑物事一」(出典:令義解(833)職員)「丈尺にて打て見ければ、桙、例よりも一丈あまり遠くたちたりけり」(出典:古今著聞集(1254)一〇)③ ( 短いものをはかるのに長いものさしを用いるのはむだであるところから ) むだなことば。くだくだしい言いまわし。[初出の実例]「一つことばをくり返し、何事ぞや。さやうの丈尺はかさねてつかはしますな」(出典:咄本・醒睡笑(1628)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例