デジタル大辞泉 「三つ叉」の意味・読み・例文・類語 みつ‐また【三つ×叉/三つ股】 1 川・道路・木の枝・器物などが、3本に分かれていること。また、そのところや部分。「―のソケット」2 先端がY字形になった棒。物干しざおをかけたり、高い所の果実をとったりするのに用いる。さんまた。3 (ふつう「三椏」「三叉」と書く)ジンチョウゲ科の落葉低木。高さ約2メートル。枝はすべて3本に分かれ、長楕円形の葉が互生する。晩秋につぼみをつけ、翌年春、葉の出る前に、筒形の黄色の小花が球状に集まって咲く。樹皮の繊維は強く、和紙の原料とする。中国の原産。《季 花=春》「―の花雪片の飛べる中/青邨」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例