事典 日本の地域ブランド・名産品 「三ヶ日みかん」の解説
三ヶ日みかん[果樹類]
みっかびみかん
静岡県三ヶ日地区産のみかん。江戸時代中期に浜松市北区三ヶ日町の山田弥衛門が、紀州那智地方から紀州みかんの苗木を持ち帰って庭に植えたのが始まり。その後、江戸時代後期の天保年間(1830年〜1844年)に加藤権兵衛によって温州みかんが三河吉良地方から三ヶ日に導入され、温州みかんの栽培が主となった。甘味と酸味のバランスがよい。2007(平成19)年6月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5055306号。地域団体商標の権利者は、三ヶ日町農業協同組合。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報