三万田村
みまんだむら
[現在地名]泗水町亀尾
菊池川と合志川に挟まれる花房台地中央部の西寄りに位置し、集落は上溝(三万田川)によって刻まれた台地の下にある。北は板井村(現七城町)に接する。寛永一〇年(一六三三)の人畜改帳によると、板井組に属し、戸数七・家数八四、人数七八(うち名子五・下人五)、牛馬二二。戸井ノ本という小村があって、庄屋二人が記される。村内最大の持高は庄屋孫右衛門の五五石。その後竹迫手永に属した。「国誌」に堤五ヵ所、氏神天満宮とある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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