三世七原村(読み)みせしちばらむら

日本歴史地名大系 「三世七原村」の解説

三世七原村
みせしちばらむら

[現在地名]湯原町三世七原

蒜山ひるぜん盆地から南下した旭川が、北西方向へ大きく迂回蛇行し、再び南流を始める湾曲部の内側(左岸)に位置する。東は田羽根たばね村、西は旭川を隔てて小童谷ひじや村。同川に沿って三世原みせばら七原しちばらみようはらなどの集落があり、「作陽誌」はこれら集落の原名を合せ三世七原というと記す。正保郷帳によれば田高一石・畑高三六石余、元禄一〇年(一六九七)美作国郡村高辻帳によれば改出高二九石余・開高一八石余。元禄初頭の家数三三・人数一三五(作陽誌)。天保六年(一八三五)の人別取調帳(湯原町史)によれば家数三六・人数一七三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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