三井高信(読み)ミツイ タカノブ

20世紀日本人名事典 「三井高信」の解説

三井 高信
ミツイ タカノブ

明治・大正期の実業家 王子製紙社長;三井一本松町家第1代当主。



生年
明治4年10月11日(1871年)

没年
大正11(1922)年8月17日

出生地
京都府

経歴
三井連家の一つ、一本松町家初代当主となる。明治20年鐘渕紡績会社(現・カネボウ)、44年王子製紙などの社長を歴任。他に三井呉服店三井鉱山三井物産、三井合名、三井銀行監査役も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三井高信」の解説

三井高信 みつい-たかのぶ

1871-1922 明治-大正時代の実業家。
明治4年10月生まれ。三井連家のひとつ,一本松家初代。東京綿商社(現カネボウ),三井呉服店,王子製紙などの社長を歴任した。のち三井合名,三井銀行の監査役。大正11年8月17日死去。52歳。京都出身。通称は得右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android