三人夫(読み)さんにんぶ

精選版 日本国語大辞典 「三人夫」の意味・読み・例文・類語

さんにんぶ【三人夫】

  1. 狂言。各流。都の上頭(うえとう)年貢を納めた淡路尾張・美濃三国の百姓は、上頭からの命令で、それぞれ国名および名前を入れた和歌を合作し、酒をいただきめでたく舞を舞って帰る。「天正狂言本」では「三人笑い百姓」という。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android