デジタル大辞泉 「三十棒」の意味・読み・例文・類語 さんじゅう‐ぼう〔サンジフ‐〕【三十棒】 《「三十」は数多い意》禅宗で、師が修行者を警策で激しく打って、正しい道へ教え導くこと。また、そのような厳しい教導。痛棒。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「三十棒」の意味・読み・例文・類語 さんじゅう‐ぼうサンジフ‥【三十棒】 〘 名詞 〙 ( 「三十」は数が多いことをあらわす ) 禅宗で修行者を警醒するために、警策ではげしく打つこと。また、そのように厳しい教戒。痛棒。[初出の実例]「あに三十棒のみならんや。千生万劫なんぢを棒すとも、罪過まぬかれがたし」(出典:伝光録(1299‐1302頃)芙蓉山道楷禅師)[その他の文献]〔景徳伝燈録‐一二〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例