三千人塚(読み)さんぜんにんづか

日本歴史地名大系 「三千人塚」の解説

三千人塚
さんぜんにんづか

[現在地名]府中市矢崎町二丁目

府中崖線の南約五〇〇メートル、多摩川左岸の沖積微高地上に立地する。塚の形状は耕作による小礫の投棄、後世の削平による不正台形で、東辺約六メートル・西辺約一〇メートル・南辺約一〇メートル・北辺約九メートル、高さ一・五メートル。塚上には高さ一・七九メートル、最大幅五八センチの大型の阿弥陀三尊板碑が立てられている。銘文には「右志為亡三年之供養慈父聖霊成仏得道之 康元々年大歳丙辰十一月日 沙弥□宗敬白」と記され、「□宗」という人物が康元元年(一二五六)一一月に三年忌に当たる父の供養のために造立したものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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