三口新村(読み)みつくちしんむら

日本歴史地名大系 「三口新村」の解説

三口新村
みつくちしんむら

[現在地名]金沢市三口新町一―四丁目・涌波わくなみ四丁目・笠舞かさまい一丁目・花里町はなざとまち小立野こだつの三丁目・三口新町

上野新うえのしん村の南に位置する。南は涌波新村南西は笠舞村。寛永九年(一六三二)に開削された辰巳たつみ用水の余水をもって下小立野を開墾、成立した新田村である。正保郷帳では涌波新村と併記され、高一四四石余、田方三町一反余・畑方六町五反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高二三一石・免四ツ五歩で、小物成はなかった(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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