三国地志(読み)さんごくちし

日本歴史地名大系 「三国地志」の解説

三国地志
さんごくちし

一一二巻・附図二八葉 藤堂元甫著

成立 宝暦一三年

分類 地誌

原本 上野市立図書館

写本 国会・内閣・京大神宮・西尾市立図書館岩瀬文庫

解説 伊勢(上巻)伊賀志摩(下巻)三国を、郡ごとに城邑・村里・神祠・山川・梵刹・故蹟・土産・女流僧侶などの事項別に、全地域にわたって調査したもの。古文献を渉猟し、それを正確忠実に収載しているため、史料価値が高い。下巻公案・旧案を収める。

活字本 「大日本地誌大系」第一期「三国地誌」(昭四)・同第三期(昭四五)各二冊

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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