三土村(読み)みつちむら

日本歴史地名大系 「三土村」の解説

三土村
みつちむら

[現在地名]日野町三土

秋縄あきつな村の東に位置し、真住まなすみ川の支流北西流する三土川の源にある山峡の村。東は板井原いたいばら宿。拝領高は三一石余、本免は四ツ五分。幕末の六郡郷村生高竈付では生高五五石余、竈数一七。「伯耆志」では林一一町七反余、家数一七・人数八四。文化一三年(一八一六)当村の次兵衛の妻と娘が四国巡礼に出たが、阿波国で妻が病死し、娘は幼少で保護されたため、親類が受取りに出かけるようにと、鳥取藩大坂留守居役から伝達があった(在方諸事控)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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