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三家家刀自 みやけの いえとじ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

三家家刀自 みやけの-いえとじ

?-? 奈良時代の女性。
豪族の婦人として上野(こうずけ)群馬郡下賛郷高田里にすみ,神亀(じんき)3年(726)一族の9人とともに,祖先の菩提安穏を天地に誓願することを記した石碑をたてた。この石碑は金井沢碑として高崎市山名町に現存する。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

三家家刀自

生年:生没年不詳
8世紀前半,地方豪族の三家一族を統括した女性。神亀3(726)年2月29日,群馬県高崎市に現存する古代上野三碑のひとつ,高田里結知識碑(金井沢碑)を建立した。石碑には,上野国群馬郡下賛郷高田里の三家子孫である家刀自本人,娘の池田君目頬刀自,孫娘の加那刀自,その子供たち物部君午足,〓刀自,乙〓刀自,および三家毛人,知麻呂らがともに知識を結び,祖先の菩提安穏を天地に請願する旨の石碑であると記されている。姓は父系だが,現実の知識結合の生活集団は女系であり,女性の家刀自が統括者だったことがわかる。<参考文献>関口裕子「日本古代家族の規定的血縁紐帯について」(『古代史論叢』中),義江明子「『刀自』考」(『史叢』42号)

(服藤早苗)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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