日本歴史地名大系 「三尾平村」の解説 三尾平村みおのひらむら 大分県:杵築市三尾平村[現在地名]杵築市船部(ふなべ)杵築城下より北方に向かい、標高四八一メートルの波多方(はだかた)峠を越えて、島原藩領高田(たかだ)(現豊後高田市)に通じる波多方往還沿いにある。速見郡と国東(くにさき)郡の郡境である尾根の南側の、急傾斜地に点在する。西は高熊(たかくま)山を挟んで日出藩領小武(おたけ)村(現山香町)。小倉藩慶長人畜改帳では木付上(きつきかみ)庄に属し、家数一一・人数二一(うち本百姓二・かち一・奉公人一)、牛五とある。小倉藩元和人畜改帳では三尾ノ平村とあり、高六〇石余、家数四・人数二一(うち本百姓四・下人一・名子一)、牛四。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by