日本歴史地名大系 「三島神社・五社神社」の解説 三島神社・五社神社みしまじんじや・ごしやじんじや 高知県:高岡郡檮原町越知面村三島神社・五社神社[現在地名]檮原町田野々 宮原字宮原(みやはら)に鎮座し、同一社殿に三島神社の大山祇命と五社神社の五山祇命とを併祀する。「南路志」に三島大明神は「先年社流失及退転候処、元和三年再興之時、五社大明神と唱来る」とあるので、元和三年(一六一七)以降、三島明神とも五社明神ともよばれていたことがわかる。明治元年(一八六八)三島神社・五社神社と定められた。旧郷社。天文一七年(一五四八)鷲(わし)ヶ森(もり)城主中越三河守吉長が伊予国三島での戦いの時、同地の三島大明神に誓願して勝利を得たので、居地に勧請したと伝える。上本村(かみほんむら)・下本村・田野々(たのの)の産土神。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by