精選版 日本国語大辞典 「三度栗」の意味・読み・例文・類語 さんど‐ぐり【三度栗】 〘 名詞 〙 一年に三回、結実をみる栗をいう。萌芽した株に起こりやすく、生理的な原因によって起こる現象と考えられている。みたびぐり。[初出の実例]「やま人よまてこととはん三度栗〈滕盛〉」(出典:俳諧・桜川(1674)秋二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の三度栗の言及 【大師信仰】より …とくに修行時代は不明なので,古くから弘法大師が各地に現れて,奇跡を行ったとする伝説は多い。弘法大師が杖で地面を突くと水が湧き出すという弘法清水伝説,逆に村人がいじわるをしたため水が出なくなる水無瀬川伝説,また杖をたてるとそれが1年に3度実のなる栗の木になる三度栗伝説などがある。また旅姿の大師をばかにしたので悪いことが起こったとする型の伝説も多い。… ※「三度栗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by