三方原古墳群(読み)みかたばらこふんぐん

日本歴史地名大系 「三方原古墳群」の解説

三方原古墳群
みかたばらこふんぐん

[現在地名]浜松市半田町・有玉西町など

三方原台地の東縁辺部に位置する数百基の古墳の総称半田はんだ町にある下滝しもたき古墳群・半田山はんだやま古墳群、有玉西ありたまにし町にある瓦屋西かわらやにし古墳群・地蔵平じぞうびら古墳群・千人塚平せんにんづかびら古墳群・三方原学園内みかたばらがくえんない古墳群、有玉西町から萩丘はぎおか五丁目にかけての宇藤坂うとうざか古墳群、さいわい二―三丁目のいけ古墳群などに分れる。最も密集するのは現在の国立浜松医科大学周辺の半田山古墳群で、ほとんどが六世紀後葉から七世紀前半に築造された横穴式石室を主体部とする小円墳である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む