三日月宿(読み)みかづきしゆく

日本歴史地名大系 「三日月宿」の解説

三日月宿
みかづきしゆく

[現在地名]三日月町三日月

山陽道から下手野しもての(現姫路市)で分岐した美作道の宿駅で、美作道の佐用さよ宿(現佐用町)と、当宿を出たあと下徳久しもとくさ(現南光町)で分岐する因幡道の平福ひらふく宿(現佐用町)へ継送した。古代・中世から利用された道であったが、近世には慶長五年(一六〇〇)姫路城の支城利神りかん(平福城、現佐用町)に入った池田由之が城下を形成して因幡道を整備したとされ、美作道も寛永年中(一六二四―四四)には整備され、当宿も同時期には成立していたと考えられている(兵庫県史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む