三星電子(読み)さんせいでんし

百科事典マイペディア 「三星電子」の意味・わかりやすい解説

三星電子[会社]【さんせいでんし】

英語名Samsung Electronics Co. Ltd.。韓国の財閥三星サムスン)グループ系列の主力企業で,韓国最大の電機メーカー。世界展開する多国籍企業。1969年創業。コンピューターメモリーの製造で世界最大,DRAM,SRAM,フラッシュメモリーなどの生産でも知られる。また家電部門はDVD,ノートパソコンモニタープリンターなどを手がけ,携帯電話,デジタルカメラ液晶テレビ,薄型テレビなどに注力している。2008年現在,21の分野で世界シェア1位のトップブランドである。韓国経済を代表する企業で,2008年の売上げ高は電気産業としては世界第2位であったが,2009年には世界1位。2012年の世界シェアでも薄型TVで28.5%で第1位,第3位ソニーの8%強,第4位のパナソニックの6.8%と日本ブランドに大きく水を開けている。2011年12月期売上高165兆17億ウォン。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三星電子」の意味・わかりやすい解説

三星電子
さんせいでんし

「サムスン電子」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の三星電子の言及

【三星財閥】より

…その後アメリカの援助物資を扱う製糖・梳毛・製粉工業に進出(1953年第一製糖,54年第一毛織を設立,58年には第一製糖に製粉部門を併設),三星グループは朝鮮戦争後の復興期に,輸入依存度の高かった消費財の国産化を行うことによって事業を拡大し,50年代末には韓国屈指の財閥になった。当初は軽工業中心に多角化を進めていたが,69年には三星電子(1995年度資本金4213億ウォン),74年には三星石油化学と三星重工業を設立し,重化学工業,電気機械工業の分野へも進出した。さらに三星物産が75年に政府から総合商社第1号として指定され,グループ企業の輸出拡大に貢献している。…

※「三星電子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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