三橋 四郎(読み)ミツハシ シロウ

20世紀日本人名事典 「三橋 四郎」の解説

三橋 四郎
ミツハシ シロウ

明治・大正期の建築家



生年
慶応3年12月2日(1867年)

没年
大正4(1915)年11月5日

出生地
江戸

旧姓(旧名)
鈴木

学歴〔年〕
東京帝大工科〔明治26年〕卒

経歴
幕臣・鈴木九右衛門の第四子として生まれ、幕臣・三橋家を嗣ぐ。陸軍省逓信省、東京市の各技師を経て独立、建築事務所を設立し日比谷図書館、浅草区役所を設計する。明治42年外務省の命を受け吉林奉天・長春など満州の諸領事館の建築も手掛けた。耐火建築について研究を進め、鉄筋コンクリートに発明するところがあった。著書に「和洋改良大建築学」「理想の家屋」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android