三段壁(読み)さんだんへき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三段壁」の意味・わかりやすい解説

三段壁
さんだんへき

和歌山県南西部,白浜半島南西部にある海食崖白浜町に属する。かつては「みだん」と呼び,漁師魚群を見張る場所,「見壇」の意であるとの説もある。高さ 50~60mの断崖に波が砕ける壮観は,北西千畳敷とともに白浜温泉名所の一つとなっている。吉野熊野国立公園に属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android