三沢館跡(読み)みさわだてあと

日本歴史地名大系 「三沢館跡」の解説

三沢館跡
みさわだてあと

[現在地名]いわき市常磐三沢町 日吉下・館下

南から北に延びる丘陵先端部に位置し、主峰の標高は四八メートルを測る。麓から主峰までの比高差は約三七メートルで、丘陵北側眼下には三沢川が東流する。国道六号常磐バイパスと県道常磐―江名港えなこう線の交差する地点に位置し、かつては山林と日吉神社境内地であった。主郭部は丘陵尾根を切断する主峰南側の深さ八メートルの堀切以北である。曲輪の配置は、主峰から北東に向かって梯郭式に五段の曲輪を連ねた単純なものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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