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泥塔 デイトウ

デジタル大辞泉の解説

でい‐とう〔‐タフ〕【泥塔】

泥土製の小塔。中に大日如来種子(しゅじ)である阿字などを書いて納める。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

でいとう【泥塔】

土で造った小塔。仏典には塔を造り,修営することは功徳多いと説かれており,古来百万塔や八万四千塔などと称して多数の小塔が造られた。なかでも土をこね,または型(模)押しして小塔を造り焼成する泥塔は,安易に多数の塔を造れることから,日本のみならずインド,中国などひろく仏教圏の諸国において行われている。日本ではとくに密教の修法として寿命延長,もろもろの災厄を除くに功験ありとして〈泥塔供養作法〉があり,平安時代以降しばしば行われたことが記録に散見する。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

でいとう【泥塔】

泥土で造った小形の卒塔婆そとば。中に経文、梵字ぼんじなどを書いて納め、滅罪延命のために供養する。土塔。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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