日本大百科全書(ニッポニカ) 「三波川‐秩父帯」の意味・わかりやすい解説 三波川‐秩父帯さんばがわちちぶたい 日本の地体構造区分において、「西南日本」の三波川帯と秩父帯北帯を一体として考えたときの区分名。黒瀬川帯がかつて列島をなし、その北側の秩父地向斜と南側の三宝山(さんぼうさん)地向斜とに分けていたとする考えに基づく。現在では、一般的に三波川帯と秩父帯とに分けて使われる。秩父帯はさらに北側から秩父帯北帯(北部秩父帯)、黒瀬川帯、三宝山帯(秩父帯南帯)に分けて使われることが多い。[村田明広 2016年2月17日][参照項目] | 黒瀬川帯 | 三波川帯 | 三宝山帯 | 西南日本 | 秩父帯 | 秩父帯北帯 | 秩父地向斜 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例