精選版 日本国語大辞典 「三火」の意味・読み・例文・類語 さん‐か‥クヮ【三火】 〘 名詞 〙① 易の離のこと。八卦(はっけ)の中で、第三番目にあたり、その象が火であるところからいう。[初出の実例]「其上三火(さんクヮ)の卦殊に火性にて長の運なり」(出典:浮世草子・御前義経記(1700)三)② 仏語。三毒の火。善根を毒する貪欲(とんよく)、瞋恚(しんに)、愚痴をたとえた語。三過。〔大宝積経‐九六〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例