三炭三露(読み)さんたんさんろ

精選版 日本国語大辞典 「三炭三露」の意味・読み・例文・類語

さんたん‐さんろ【三炭三露】

  1. 〘 名詞 〙 茶の湯で、初炭(しょずみ)・後炭(ごずみ)・立炭(たてずみ)(=留炭)の三炭と、席入前・中立(なかだち)前・退席前に露地打水をする三露とをいう。
    1. [初出の実例]「茶の湯の肝要、ただこの三炭三露にあり」(出典:南方録(17C後)覚書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む