…そのほか現行では,〈夜咄(よばなし)〉の茶事の場合,最後に客を引き止める意味での,留炭(とめずみ)(止炭)がある。この三炭(さんたん)に,2通りの解釈があって,火種となる下火を一炭として数えるか,下火は数えずに,留炭ともに三炭とするかである。このほか真台子(真之行台子伝法)で行われる真の炭手前があるが,いずれにしても炭手前は客を招いてする茶事に連結したものである。…
※「三炭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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