三田綱町(読み)みたつなまち

日本歴史地名大系 「三田綱町」の解説

三田綱町
みたつなまち

[現在地名]港区三田みた二丁目

明治五年(一八七二)に武家地を合併して成立した町。綱坂を挟んで三田一―二丁目に西側に位置する。三田小山みたこやま町近くの北東は高く、西と南へ向けて低くなる地勢。西側崖下には新堀しんぼり(古川)が流れる。古くは三田村の一部であったが、全町域が武家屋敷となった。明暦四年(一六五八)町域の南部に陸奥会津藩松平家が下屋敷を拝領、北部東側は元禄八年(一六九五)以前に日向佐土原藩島津家上屋敷、北部西側は天保一一年(一八四〇)に丹波柏原藩織田家上屋敷となった(武鑑・東京市史稿・港区史)町名は当地一帯が渡辺綱の出生地であるという伝承に基づく。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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