三留野(読み)みどの

精選版 日本国語大辞典 「三留野」の意味・読み・例文・類語

みどの【三留野】

長野県木曾郡南木曾(なぎそ)町の地名中山道野尻と妻籠の間にあった宿駅

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「三留野」の意味・わかりやすい解説

三留野
みどの

長野県南西部、木曽(きそ)郡南木曽町(なぎそまち)の中心集落。近世は中山道(なかせんどう)木曽十一宿の一つ。1881年(明治14)の大火で、旧観は失われている。

[編集部]

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事典・日本の観光資源 「三留野」の解説

三留野

(長野県木曽郡南木曽町)
中山道六十九次指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

世界大百科事典(旧版)内の三留野の言及

【木曾路】より

…また木曾路の称が中山道の代名詞としてつかわれたこともあるが,これは木曾路の知名度の高さを示すものである。木曾路は分水嶺鳥居峠をはさんで,南と北に流れる木曾川と奈良井川(信濃川の上流)に沿って,南北に縦貫し,その間に贄川(にえかわ),奈良井,藪原,宮越(みやのこし),福島上松(あげまつ),須原,野尻,三留野(みどの),妻籠(つまご),馬籠(まごめ)の11宿が設けられ,また福島には江戸時代の四大関所福島関が置かれていた。宿駅は幕府の交通上の機関として設けられたものであって,各宿とも公用人馬の継立て,公式の宿泊・休憩などを担当する問屋場(とんやば)・本陣・脇本陣をはじめ,これらの業務にたずさわる問屋役・年寄役・伝馬役などの宿役人の家や,一般の旅人の休泊のための旅籠屋・茶屋,それに諸商人・諸職人の家など,200軒から400軒が街道に沿っていわゆる宿場町を形成していた。…

【南木曾[町]】より

…木曾谷南端に位置し,西と南は岐阜県に接する。古くから木曾谷の要衝で,中心の三留野(みどの),南の妻籠(つまご)は江戸時代には中山道の宿駅として栄えた。漆畑は木曾谷唯一の木地屋集落である。…

※「三留野」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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